先進医療の費用負担は保険利用で抑えられる

もしもがんが見つかった場合、問題となるのが治療費です。免疫療法などの先進医療を受ける際に掛かる費用など、治療に関わる問題はがん相談支援センターへ相談しましょう。

がんの治療費について

男の人

免疫療法の治療費は一体いくら?

免疫療法は最近になって行なわれるようになった、先進医療の分野の一つです。先進医療はきちんとした治療の評価がされておらず、治療費は患者が全額自己負担することになります。免疫療法による治療は、病院によって行なわれる種類や価格は異なるものの、1クール6回のワクチン投与ではおよそ200万円から300万円もの費用が必要となります。継続して治療を受け続けたい場合、さらに高額な費用が必要となるでしょう。健康保険が適用されないとなれば、頼れるのががん保険。最近では先進医療のための保険や、自由診療となるがん治療を全額保証する保険も存在します。がん保険に加入することで、費用負担を抑えることができるでしょう。

免疫療法専用の保険で治療費を保障してもらえる

がんと診断された場合一時金が受け取れる

免疫療法を始め、医学や医療技術の進歩によって、これからも新しいがんの治療法が現れると予想されます。しかし、どれだけ高い治療効果がある方法でも、先進医療であれば健康保険の適用ができないことが問題です。がん保険に入っていれば、がんと診断された場合に一時金の支給を受けることができるので、費用負担は軽減されます。先進医療に掛かる費用の中には、技術料なども加算されています。この技術料の負担を抑える保険として、先進医療特約が挙げられます。医療保険やがん保険に中途付加することで、契約限度額まで給付金が受け取れます。もしもの場合に備え、あらかじめこうした保険に入っておくことも重要でしょう。

専用の保険なら、免疫療法の治療費を個別に受け取れる

免疫療法は、国内の著名な大学でも研究成果が発表されていることから、医療機関の中にも実施しているところはたくさんあります。しかし、実施している多くの病院は自由診療として提供しているので、患者さんに掛かる治療費の負担は大きくなるのです。しかし、保険の中には免疫療法を受けると、がんの治療費とは別に免疫療法の治療費を受け取ることができる専門の保険もあります。この保険なら、高額な免疫療法の負担も軽減できます。

免疫療法を受けて1年以内にがんで死亡した場合の保障もアリ

免疫療法を受けたとしても、診断から1年以内に亡くなってしまうこともあります。こんな時も、専用の保険に入っていれば、残された家族に保険金が支払われる場合があります。ともに頑張った妻や夫、子供に感謝の気持ちを表すことができるでしょう。

相談をするなら「がん相談支援センター」へ

相談

がん相談支援センターの役割

検査によってがんが見つかった場合、誰しも不安になるでしょう。がんによって現れる症状や治療の方法、療養生活について詳しく知りたいと考える人も多いはずです。がんに関する情報が欲しい人や、今後の治療と生活について相談したいならば、がん相談支援センターを利用するとよいでしょう。全国のがん診療連携拠点病院などにあり、がん専門相談員が治療や療養生活全般の質問や相談を聞いてくれます。センター(病院)によっては、相談内容に応じてがんの専門医や看護師などの専門家と連携してくれる病院もあります。がん相談支援センターは、医療機関によって、「医療相談室」「がん相談支援室」「よろず相談室」「地域利用連携室」などの名称で呼ばれており、相談を面談・電話・電子メールなどの方法で受け付けています。

こんな時にこそ相談をしよう!

① 心に抱えている悩みを聞いてほしい時

がんと診断されれば、誰しも精神的に追いつめられてしまうものです。やり切れない気持ちになる人や、何も考えられなくなる人もいるでしょう。しかし、大変な病気だからこそ、大切な家族や友人へと簡単に打ち明けられず、1人で抱え込んでしまう人も多いのです。

がん相談支援センターは、こうしたがんによる悩みを抱えている人へカウンセリングを行なっています。不安な気持ちを落ち着かせ、これからの生活や治療についての話し合いも行なえます。

➁ 生活や経済面に不安がある時

家族がある人ががんにかかってしまった場合、男性であれば医療費や家族の生活費、女性であれば家事や育児の問題が懸念されます。

生活や経済面で心配があるならば、がん相談支援センターに相談するとよいでしょう。生活や経済面を支えるさまざまな助成制度や支援制度、介護や福祉サービスの手続きなどのサポートを行なってくれます。利用できる制度や支援を一緒に探すだけでなく、福祉サービスの紹介をしてくれたり、利用手続きの方法を教えてくれたりするのです。

➂ 家族のことを相談したい時

がんにかかった場合、患者さんだけでなく、患者さんを支える家族もつらい思いをします。愛する家族ががんだと知った時、不安や悲しみによってうつ状態に陥ることは少なくないのです。

がん相談支援センターでは、患者さんの家族の言葉にも耳を傾け、カウンセリングや必要な情報の提供などを行なってくれます。患者さんと一緒でなくとも、家族だけで利用することもできます。

がんにならないためには、予防が重要

男女

生活習慣を改善すれば、発生リスクを減らすことができる!

がんにかかるリスクは、普段行なっている生活習慣に大きく関わっています。例えば普段からタバコを吸っている人ならば、肺がんのリスクが高くなります。また、脂質や塩分が多い食事を行なっていれば、胃がんや大腸がんなどにかかる可能性が高くなり、さらに毎日過度な飲酒をしていると肝臓がんや食道がんを誘発する可能性があるのです。こうした体に悪影響を与える習慣を改善すれば、がんにかかるリスクを下げられます。また、体によいとされる行動を習慣づけることもがん予防には効果的です。適度な運動を習慣づけられれば、がんのリスクを高める肥満を解消すると同時に、体の免疫力を高めてがんのリスクを低減できるでしょう。

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